鼻をもう少し高くしたくてプロテーゼでの隆鼻術を考えたとき、やっぱり気になるのはリスクですよね?

「プロテーゼが皮膚を突き破って飛び出す」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、本当にそんなことがあるのでしょうか。

 

従来のプロテーゼで行われていた鼻を高くする手術では、鼻先に負担がかかり失敗する例も多数ありました。

プロテーゼを挿入してからどのくらいで失敗だと判断できるのか、さらに失敗の回避方法をまとめていきたいと思います。
 

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鼻先の整形の失敗例

鼻先を整形する方法はいくつかありますが、プロテーゼを使用したものは失敗のリスクが高くなっています

プロテーゼとは、人間の軟骨に似たシリコン素材で出来た医療材料です。

出典:大塚美容形成外科

心臓の人工弁などにも使用できるくらい安全で衝撃にも強い性質を持っており、鼻の整形で使用しても体内で変質しません

しかし、プロテーゼの種類によっては失敗してしまうことがあり、せっかく挿入したのに取り除かなければいけないこともあるので注意が必要です。

 

プロテーゼが鼻の皮膚から透けてしまう

先ほど話したようにプロテーゼ自体は体内で変化することはありませんが、鼻の周辺の皮膚が加齢などにより変化してきます。

ぞして、プロテーゼにもいくつかの種類があり、失敗例が多いのはL字型のプロテーゼです。

 

プロテーゼの種類

L字型 1980~1990年代の主流で、以前は多く使われていました。
鼻先の高さを出すことは出来ますが、挿入すると負担がかかり、様々なリスクが生じやすくなります

I字型

 最近の美容外科の主流。

鼻先まで無いので、皮膚に負担が掛からないようになっているが、鼻先を高くすることはできない

バード型  全てのクリニックで取り扱っている訳ではないが、L字型を加工したもの。

鼻先の高さを出すことができ、負担も少ない。

出典:聖心美容外科

 

鼻先まであるL字型は、5~10年経過すると肌を圧迫して皮膚が薄くなることでプロテーゼが透けて見えることがあります

鼻先が赤くなっているとその傾向がありますので、注意してくださいね。

 

鼻の先や穴からプロテーゼが飛び出してしまう

鼻先からプロテーゼが透けて見えているのを放っておくと、さらに負担がかかりプロテーゼが皮膚を突き破って飛び出してしまうことがあります

こうなってしまっては、手術してプロテーゼを鼻から取り除かなければいけません。

 

鼻先に違和感を感じたり触ってみてプロテーゼが触れる場合は、そのままにして置いても良くなることはないので、必ずクリニックで相談しましょう。

 

プロテーゼの位置がずれてブタ鼻になってしまう

プロテーゼを挿入する場所は、皮膚のすぐ下ではなく骨膜下です。

しかし、まれに皮下にプロテーゼを留置されるとしっかりと固定されないので、グラグラ動いたりズレたりすることがあります

 

挿入してから時間が経過すると、L字型プロテーゼが上に持ち上がり鼻先も一緒に上を向いてしまう「ブタ鼻」になるので注意が必要です。

鼻先も高くしたい場合はL字型プロテーゼを使用するのではなく、I字型プロテーゼに加えて自分の軟骨を鼻先に移植する「耳介軟骨移植」や「鼻尖修正」といった手術を受けると、鼻先に掛かる負担が減ります
 

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鼻先の整形の失敗を防ぐ方法

今では失敗のリスクを防ぐために、L字型のプロテーゼを使用するクリニックは減ってきています。

しかし、それでも取り扱っているクリニックがありますし、L字型プロテーゼを使用して鼻先を高くする整形手術が行われていることも事実です。

 

鼻先の整形を考えているなら、失敗のリスクとそれを回避する方法を事前に知っておく必要があります。

 

執刀医と理想のイメージをきちんと話し合う

鼻の整形だけに関わらず整形をする際は、きちんと自分がなりたい顔をイメージしてカウンセリングで医師に伝えるようにましょう。

さらに、医師の助言もある程度は聞き入れることも大切です。

 

整形を受ける患者は素人ですが、担当する執刀医は何百・何千もの症例数を経験しています。

患者側のイメージだけを聞き入れると、「もっと鼻を高くしたい」との理由からやり過ぎてしまうことがあるかもしれません

プロテーゼは一度鼻に挿入してしまうと、取り出すときもダウンタイムが必要な手術を受けなければいけないので、体にも負担が掛かります。

 

整形後の理想とする顔のイメージについて、執刀医と意思疎通できるように話し合いは納得できるまでしてください。

また、信頼できるクリニックで経験豊富な医師のもと、おこなうようにしましょう。

 

本当に鼻の整形が必要なのかを考え直す


プロテーゼでの隆鼻術は、確実に鼻を高くすることができますが挿入するプロテーゼによっては失敗の可能性があることが分かりました。

そのリスクを知ってでも、本当に鼻の整形をする必要があるのかを一度考え直してみてください。

 

少しだけ鼻を高くしたい方や自然な鼻の高さを出したいだけなら、プロテーゼではなくヒアルロン酸注射で行う方法があります。

ヒアルロン酸注射による隆鼻術は、ヒアルロン酸が体に吸収されてしまえば元の鼻の戻ってしまいますが、リスクが少ないことも事実です。

 

鼻だけではなく目や口など他のパーツとのバランスも大切なので、鼻だけを高くするとアンバランスになる場合もあります。

 

失敗のリスクとそれに対する対処法を考えておく

もし、プロテーゼを使用して鼻を高くした後に、ブタ鼻になったりプロテーゼが飛び出してしまうなどの症状が現れたときは、取り出さなければなりません。

プロテーゼ抜去・除去手術の相場は15~20万円前後になっています。

 

・湘南美容外科・・・154,300円

・高須クリニック・・・189,000円

 

手術は局所麻酔や静脈麻酔で行いますが、術後のダウンタイムは2週間必要です。

鼻柱を切開するか鼻の穴の中からプロテーゼを除去するので傷跡が残り、場合によっては軟骨が潰れることもあります。

特に、プロテーゼを挿入してから年数が経っており軟骨が変形してる方は、取り除いても元通りの鼻に戻りません

 

整形と同じく、修正手術の症例数が多く経験豊富なドクターを選んで手術してもらいましょう。

 

まとめ

 

・プロテーゼの整形を受けるならI字型のプロテーゼを使用する

・L字型を使うと鼻先に負担がかかり、プロテーゼが飛び出すことがある

・ブタ鼻になる恐れがあるのもL字型プロテーゼ

・鼻先の高さを出したいならI字型+耳介軟骨移植か鼻尖修正

・執刀医との意思疎通が大切

・プロテーゼを抜去する際にもリスクを伴う

 

プロテーゼは鼻の高さを出すのに最適な隆鼻術ですが、鼻先の高さを出すのには向いていません。

失敗のリスクを理解した上で、慎重にクリニックを選び熟練の医師に執刀してもらいましょう。

 

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