寒暖差や緊張が原因で肌が赤くなることがありますよね。

これは、血流の流れをコントロールするために血管が拡張して毛細血管が透けて見えることによるものです。

これらのケースは一時的な症状なので、時間が経過すれば元に戻ります。

 

しかし、中には肌の赤みが引かずにずっと続くことがあり、セルフケアだけでは改善されないことも。

肌の赤みは放置していると悪化することもあるため、保湿や市販薬などを試しても良くならなかった場合は早めに皮膚科で診てもらいましょう。

 

赤みの原因は一つだけではないので、治療方法も症状によって違ってきます。

乾燥・ニキビ・毛細血管拡張症など、それぞれの原因に応じた皮膚科での治療法を紹介するので参考にしてくださいね。
 

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セルフケアを見直しても肌の赤みが消えなければ皮膚科へ

肌の赤みの原因は様々。

ニキビやニキビ跡・乾燥による炎症だけではなく、毛細血管拡張症といった病名がつくことも。

また、毛細血管は真皮に密集しているため、皮膚の一番上にある表皮が薄いと赤みが目立ちます

 

出典:城本クリニック

 

症状が軽ければ、洗顔や保湿・マッサージなどのセルフケアを続けていくうちに改善されますが、何をしても赤みが消えないという場合もあるでしょう。

肌の赤みは皮膚科で治療すれば早めに改善されるので、気になる方は皮膚科で診断してもらうことをオススメします。
 

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皮膚科で治療できる肌の赤みの原因と治療法

少しくらいの赤みなら化粧でごまかすことが出来ますが、酷いと隠しきれませんよね。

セルフケアでは改善されない肌の赤みは、皮膚科で治療できるものがほとんどです。

 

ただ、美容目的の治療となると保険が適用されないため高額になることも。

赤みの原因によって皮膚科での治療も異なりますので、一つずつ紹介していきます。
 

毛細血管拡張症の場合

毛細血管拡張症とは、皮下にある毛細血管の中にある血液の流れが悪くなり、血管が拡張されたために肌が赤く見えてしまう症状。

通常のスピードよりも血流が遅くなると、その部分に血液が停滞して血管が拡張されたり、違う毛細血管を作り出し流れを維持しようとします。

その結果、皮膚から毛細血管が透けて見えてしまい「赤ら顔」になってしまうのです。

 

原因は、生まれつきのものやホルモンバランスの乱れ、ケガによるもの・寒暖差など人それぞれ違います。

常に同じ部分の赤みが気になる人は、毛細血管拡張かもしれません。

 

寒いところから温かい場所に移動すると頬が赤くなったり、飲酒によって顔が赤らむことも同じように血管の収縮によるもの。

しかしこれは一時的な症状で、ほとんどの人は時間が経てば元に戻ります。

 

毛細血管拡張で治療が必要な人は、肌の赤みがずっと治らない場合です。

見え方も様々で、毛細血管が1本1本筋のように見える人もいれば、頬が赤く火照ったようにみえる場合もあります。

 

【血管が見える毛細血管拡張症】

出典:精美スキンケアクリニック

 

【血管が見えない毛細血管拡張症】

出典:大城クリニック

 

中にはマッサージなどで血流を良くして治せる場合もありますが、皮膚科で治療するならレーザー治療かIPLと呼ばれるフォトフェイシャルです。

レーザー治療はダイレーザー(Vビーム)・YAGレーザーなどが使われます。

 

ダイレーザー(Vビーム)

別名「色素レーザー」とも呼ばれ595nmの波長を持つレーザーで、血液中の赤み(ヘモグロビン)に吸収されやすい特徴があります。

毛細血管にダメージを与えることで、収縮・閉塞させて赤みを改善させる仕組み。

 

 
効果は高いのですが血管を破壊するため、施術後に内出血斑を生じます。

出典:ダイレーザー(血管レーザー)後の紫斑とは

内出血なので、時間の経過とともに自然に体内に吸収され2週間ほどで消失するでしょう。

しかし、酷いと化粧でもカバーするのが難しいため、コンシーラーやマスクなどで隠すのが確実です。

 

YAGレーザー

1064nmと長い波長が特徴で、皮膚深部にある血管に熱を与えることで毛細血管を破壊します。

肌の奥深くにある真皮層にまでエネルギーが届くので、コラーゲン生成が促進されて肌のハリ感がUP!

 

約1ヶ月の間隔を空けて数回照射すると、次第に赤みが改善されるでしょう。

赤みに対しての反応が強いのはダイレーザーですが、血管の太さや深さによってはYAGレーザーの方が向いている場合もあります。

どちらで治療するかは、医師に診断してもらった上で選択してくださいね。

 

IPL(フォトフェイシャル)

光治療の一種でシミやそばかすといった肌トラブルを改善する効果がありますが、肌の赤みを少しずつ薄くしていくことも可能。

レーザー治療よりも効果は劣りますが、施術後すぐに化粧をして帰れるなどダウンタイムがほとんどありません

 

続けていくうちに、小じわ・毛穴の開きも改善するので赤みだけでは無く、肌全体の質感を変えたい人に向いています。

3~4週間の間隔を空けて、3~5回ほど治療をすると次第に効果が現れるでしょう。

 

どの治療法も、何回か施術を重ねる必要があります。

費用も自由診療のため1回当たり2~5万程度で、総額は高くなると考えておいた方が良いでしょう。

 

乾燥による炎症の場合

軽度の乾燥なら保湿することで改善されますが、酷い場合は皮膚が薄くなり水分をしっかり保てなくなります

症状としては、肌のつっぱり感・乾燥によるヒリヒリとした痛み・かゆみがあり、とても敏感な状態。

 

そうなってしまうと、化粧水・乳液・クリームといった通常の保湿ケアだけでは補いきれません。

肌の乾燥は改善するどころか、さらに悪化してしまうため皮膚科での治療が必要になるでしょう。

 

皮膚科では、主に乾燥を緩和するための保湿剤(ヒルロイド)やワセリンなどが処方されます。

処方された薬を塗って改善されるかどうか、一定期間様子を見てください。

 

保湿剤もワセリンも肌の赤みを直接的に抑える作用はありませんが、原因となる乾燥を防ぎ細胞を修復させる効果があります。

角質が丈夫になることで、乾燥による肌の炎症も起こりにくくなるという訳です。

 

肌が炎症を起こしている場合

ニキビが原因で肌が炎症を起こしている場合は、まずニキビを治療することが先決

炎症を起こしている赤ニキビは自己ケアをしても治りが遅く、真皮層にまで炎症が及ぶとニキビ跡が残ってしまいます

 

赤ニキビを皮膚科で治療すれば、自分でケアするよりも早く治癒するので悪化する前に診てもらいましょう。

炎症を鎮めるための抗生物質(内服・外用薬)やビタミン剤などが処方されます。

 

ニキビ跡の場合


出典:セオリークリニック

ニキビが酷く炎症を起こすと、ニキビが治ったとしても跡が赤く残ったままになることが。

放置しておいても、なかなか改善されません。

 

このような頑固なニキビ跡は、皮膚科で受けられるケミカルピーリングがオススメです。

 

ケミカルピーリング

グリコール酸やサリチル酸マクロゴールなどの酸を肌に塗り、古い角質を剥がす施術。

肌の代謝が良くなることで、肌サイクルを正常に整えるので肌トラブル全体に効果が期待できます

 

また、ケミカルピーリング後のお肌はビタミンC誘導体も浸透しやすいため、同時にイオン導入を取り入れている皮膚科も多いです。

ビタミンC誘導体は抗酸化作用や肌の代謝を促進させる作用があり、ニキビやニキビ跡を改善してくれます。

 

ケミカルピーリングは1回当たり5,000円~1万円ほどで、2週間~1ヶ月の間隔を空けて5~10回ほど治療しなければいけません。

保険が適用されないため、こちらの治療も高額になります。

 

まとめ

  • セルフケアで消えない肌に赤みは皮膚科で治療しよう
  • 毛細血管拡張症なら、レーザー治療・IPL
  • 乾燥が原因で肌が赤くなっているなら、保湿剤を処方してもらおう
  • 赤ニキビが炎症を起こしているときは、炎症を鎮めるための抗生物質で治す
  • ニキビ跡にはケミカルピーリングがおすすめ

 

セルフケアだけでは改善されない肌の赤みは、皮膚科で治療できることが分かりましたね。

人によって原因はそれぞれ違うので、自分に合った治療方法を選択しましょう。

 

早めに治療を開始すれば、それだけ早く効果も現れるはず。

肌の赤みがコンプレックスになっているなら、一度皮膚科を受診して相談することをオススメします。

 

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